Loox M/G30(LMG30B2)をSSDに換装
忘れないようにメモ。
純正内臓HDD:250GB 富士通製 SATA 2.5
換装SSD:Kingston 30GB SATA 2.5
用意するもの
・リカバリメディア3枚
→有償5,250円。一切記載なかったけど、DVD-ROMです。
3枚しかないんだからDVDだと想像は容易いけど、
そもそも3枚なのかは届くまでわからなかったので
そこの情報がない(少なくともメディアなしでの換装を諦める過程では得られなかった)のも富士通さんってなんだかな…と思います。
・USB-SATA変換できるもの
→BuffaloポートブルUSB-HDDの基盤を流用。
・USBブート可能なDVDドライブ
→今回は適当な5インチドライブに「変換集団」を使用。
・Acronis TrueImageブート可能CD
→これの「クローン作成機能」を使ってSSDにシステムを流します。
あとパーティションの確認・バックアップにLinux-PCを
使っています。換装自体には不要。
結論として手順
- リカバリメディアから起動
- トラブル解決ナビからHDDのリカバリ領域を削除(強制的にC:\ D:\もリカバリされる?)シャットダウン
- TrueImageを起動
- 起動後にUSB変換したSSDを接続
- 「クローン作成」
- 作成するC:\ D:\のサイズを調整し全パーティションのサイズを圧縮しながらクローン作成 シャットダウン
- (LinuxPCでパーティションごとバックアップ)
- 本体裏ふたをあけてSSDと換装
あとはSSDから起動すればWindows7が起動し、初期設定が始まる。
以下いきさつ
試行1
とりあえず最初の状態
MODEL MJA2250BH
TYPE G2
Disk /dev/sde: 250.0 GB, 250059350016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 30401 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytesデバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sde1 1 2089 16777216 27 不明
/dev/sde2 * 2089 2115 204800 7 HPFS/NTFS
/dev/sde3 2115 16258 113606656 7 HPFS/NTFS
/dev/sde4 16258 30402 113607680 7 HPFS/NTFS
確証はないけど
1st リカバリ領域 16GB
2nd 「トラブル解決ナビ」起動システム 0.2GB
3rd C:\ 初期は108GB
4th D;\ 同じく108GB
というところか。
2ndにBootフラグがあるから、OS起動時は2ndを起動のとっかかりにして3rdの本命が
起動するというところか?
とりあえず
dd if=/dev/sde of=MBR.dd bs=512 count=1
dd if=/dev/sde1 of=Partition1.dd
以下3まで繰り返す
dd if=MBR.dd of=/dev/sdf
パーティション情報もコピーされる(容量以上のパーティションが確保される)。
fdiskで3rd、4thパーティションを削除。
中身をリストア。
dd if=Partition1.dd of=/dev/sdf1
dd if=Partition2.dd of=/dev/sdf2
これでSSDから起動してCドライブをリストできれば御の字…だったがBIOS画面でトラブル解決ナビが
起動できない(メニューから消えた)。
試行2
手持ちの100GB SATA 2.5にTrueImageでクローンを作成。
250GB→100GBだが、パーティション内の空き容量を自動で削り実データだけコピーしてくれる。
クローン作成後
Disk /dev/sde: 100.0 GB, 100030242816 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 12161 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytesデバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sde1 1 972 7807558+ 27 不明
/dev/sde2 * 973 982 80325 7 HPFS/NTFS
/dev/sde3 983 6572 44901675 7 HPFS/NTFS
/dev/sde4 6573 12161 44893642+ 7 HPFS/NTFS
この100GBは繋ぐだけで起動できた。TrueImageは素晴らしい。一家に1枚の価値あり。
ではBIOS起動前画面からメニューを出し、トラブル解決ナビを起動。成功。
しかし、「リカバリ領域削除」「C-D容量変更」「Cのみリカバリ」を試みると
「パーティション構成が不明」などとなり何もできない。
このあたりでリカバリメディア発注を判断。
試行3
メディア到着。メディアからのブートを始めるが
黒画面に白文字英語で「チェックサムがおかしい」「ファイルがない」とかエラーが連発。
エラーメッセージを検索したらHDDのビットエラーという意見の他に「ケーブルを交換せよ」とある。
「変換名人」と光学ドライブは延長40ピンフラットケーブル(変換名人付属品)を使っているが
ケーブルを取ると電源コネクタと変換名人が干渉して接続できない。
仕様がないので電源コネクタから端子4本を外し裸のままドライブに繋ぐ。
延長ケーブルなしではあっさり起動した。
メディア版のトラブル解決ナビでは「全領域リカバリが選べる。
しかし「HDDの容量不足」でエラー。
試行4
結論 の通り。
「クローン作成」の過程でCを増やした。
Disk /dev/sde: 30.0 GB, 30016659456 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 3649 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytesデバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sde1 1 42 337333+ 27 不明
/dev/sde2 * 43 46 32130 7 HPFS/NTFS
/dev/sde3 47 2604 20547135 7 HPFS/NTFS
/dev/sde4 2605 3649 8393962+ 7 HPFS/NTFS
OS起動後
デスクトップは「(ユーザディレクトリ)」「コンピュータ」「ゴミ箱」「必ず実行して下さい」の4つのみ。
自動的にリカバリツールが起動する。
・Ofiice2007限定版→いいえ
・USB設定(強制)
・Bluetooth(強制)
・なるほどパソコン入門(強制)
・@メニュー(強制)
・最終設定(強制)
→しかし「いくつかのウィンドウが表示されることがありますが、何も触らないでください」と
表示されたまま固まった?
ソフトの強制終了をしたらデスクトップの「必ず実行して下さい」が消えた。
保証書が表示される。閉じる。
再起動を促される。再起動。
…しかし、デスクトップはシンプルなまま…。
スタートメニューには「なるほどパソコン入門」とか「ゆったり設定2」とかはインストールされているようだが、
これは「出荷状態」とは言い難い。ソフトの強制終了がまずったのか?
純正HDDにリカバリしていれば完全に戻るのか?検証するつもりはさらさらないけど。
うーんなんか作りが甘くてストレスがたまる。
やっぱり今度PC買うときはFは避けよう…
(といっても自腹でメーカーPC買うの2台目なんだけど)